⑴ 杉山智恵子(旧姓 石田)75期
⑵ プロフィール
①平沼高等学校では、音楽教員佐藤一夫先生にご指導頂き、私の打楽器人生が始まりました。
作曲家でいらした一夫先生の作品を数多く演奏させて頂きました。68期山本真理子先生(旧石川)当時芸大から教育実習にいらした真理子先生をご紹介して頂き芸大合格に導いて頂きました。
そして私が110期齋藤梨々子さん(旧安倍)を指導し芸大合格の運びとなりました。平沼から芸大打楽科に3人の名前を連ねていることは、誇りであり、幸せな事と思っております。
東京藝術大学では、打楽器を有賀誠門氏 マリンバを高橋美智子氏に師事
ダルクローズ・リトミック国際ライセンス取得の際には、故マルタ・サンェス氏、アナベル・ジョセフ氏、酒井徹氏、故宮良愛子氏に師事
②現在の活動
東京藝術大学音楽学部器楽科卒業(1982)
1983年から1年間母校平沼高等学校非常勤講師を務める
現在は、東京藝術大学及び附属高等学校・桐朋学園大学音楽学部・埼玉大学教育学部・聖徳大学・同大学生涯教育・金城学院大学・警察音楽隊 各講師。
日本打楽器協会副理事長、元日本ジャック=ダルクローズ協会理事・元東京吹奏楽団団員(2019年卒団)打楽器奏者・マリンバ奏者として多くのコンサート・レコーディングに参加。
2000年に、ダルクローズ・リトミック国際サーティフィケイトを取得。2001年カーネギーメロン大学(米)リトミックトレーニングセンターでの国際大会において、打楽器の専門分野を活かしたワークショップで好評を博す。この頃より、『音の方向性・色彩感』をテーマに、ピィティナの子供達とコラボレーションを開始する。2004・2008・2014年日本開催ダルクローズ・リトミック国際大会では、ダルクローズ作品の演奏や音と動きのパフォーマンス、ワークショップで好評を博す。2008年は、全国警察音楽隊隊長の研修会では、リズム講座を担当。近年は、『プロフェッショナルな演奏家の立場』から、ダルクローズ・リトミックの有用性を提唱し、多くの音楽大学・教育機関に招聘され、リトミックと打楽器を融合させたコンサートや特別講座を国内外にて精力的に展開している。『音大生には演奏に必要なリトミック』『学校教育には授業に必要なリトミック=音符に辿り着く前に』『幼児教育には音楽の力を借りた人間教育』また指導者に対し常に受け身になりがちな『吹奏楽・オーケストラ・ピアノが大好きな音楽愛好家、子供達には音楽において1番大切な聴く耳、感じる心を育て自ら音楽を作り上げる力をつけられるリトミック』を開催。
2015年、ピアノと打楽器とリトミックの融合をテーマに、バルトーク作曲のミクロコスモスに打楽器で色付けをした作品を演奏し、即興演奏で『音と動きの表現』を発表し、好評を博した。
東京吹奏楽団とは、定期演奏会に出演他、リトミックを導入したワークショップコンサート・アウトリーチ活動を展開し、好評を博している。打楽器のプライベートレッスンにおいても、リトミックを導入した独自のリズム研究・レッスン法で多くの優秀な打楽器奏者を育てている。近年は、音楽以外の一般企業などにも招聘され、リトミックを活かした自己啓発セミナーを担当するなどフィールドを広げている。
③留学
2000年と2001年(3週間ずつ)
ダルクローズ・リトミック国際ライセンスを取得する為に夏期セミナーに参加
国:アメリカ(ペンシルベニア州ピッツバーグ)
大学:カーネギーメロン大学
④ 目標
生涯現役であり続け、打楽器とリトミックを融合したリズム研究を続けることで、優れた音楽家を育て、幅広い年齢の方々に楽しんで頂けるコンサートを開催し続けられますよう精進して参りたいと思います
谷川俊太郎さんご本人が詩を朗読し音の共演
弟子たちとの演奏