
神奈川県立横浜平沼高等学校にて、創立125周年記念事業の一環としてプレイベントが開催されました。
今年3月に生徒会長を実行委員長として生徒実行委員会が発足し、準備期間の少ない中、実施形態、告知、募集スケジュール確認、当日の企画・運営などを行っていただきました。
冒頭では司会から、1901(明治34)年 5月5日に本校の開校式が行われたため、以後 この日が開校記念日となったことを踏まえ、この日にプレイベントを企画したことなど、プレイベントの趣旨が高らかに宣言されました。
出演者とスタッフは当日早朝からリハーサルを行い、本番に臨みました。11月7日式典までの道程の第一歩、高揚感溢れるイベントとなりました。
なお、プレイベントに先立って、2025年平翠戦オープニングセレモニーが行われました。
■タイトル:「開校記念日をお祝いしよう!応援しよう!」
■日 時 :2025年5月5日(月・祝) 10:55~12:15
■場 所 :横浜平沼高等学校 小ホール
■内 容 :在校生、卒業生、学校関係者が一体となって、「伝統」と「未来」への思い
をつなぐ特別な時間の共有
■入場者 :在校生、保護者、同窓会会員
【内容詳細】
10:20 開場
10:40 2025年平翠戦オープニングセレモニー
・横浜平沼高等学校生徒会長より挨拶
・横浜翠嵐高等学校 同窓会 翠嵐会会長 江成正彦さんよりご挨拶
「平翠戦・翠平戦の歴史や復活の経緯についても触れられました。2020年に実施予定だった計画はコロナ禍で中断されましたが、2024年・2025年の両校の周年記念事業として復活し、開催の運びとなりました。」
・横浜平沼高等学校小島由美校長よりご挨拶
・両校同窓会長による熱い握手
・記念撮影

10:55 生徒実行委員会の司会による「開校記念日をお祝いしよう!応援しよう!」
・皆藤愼一125周年記念事業実行委員長挨拶
・小島校長ご挨拶
・応援団OB 須藤尚紀さん(78期)による伝統の応援演技とダンス部1年生のチアダンスともに応援歌披露(第3番)
「押忍」から始まり 「押忍」で終わる。
長身の須藤さんは応援団の衣装である学ランのようなスタイルで登場。一気に空気が変わりました。
・ダンス部3年生によるパフォーマンス
部活引退をした3年生部員。最後の演技。平沼の制服を着てアグレッシブに踊る姿は、今まで積み上げてきた結束力のあるパフォーマンスを披露してくれました。

・全日本篆刻連盟 理事の原 龍児さん(80期)による迫力の書をご披露。創立125周年記念キャッチコピー「学びの灯火 次なる世代へ」を 約1.5メートル四方の額装紙面に一気に描く。この書は
11月7日式典会場ロビーに展示いたします。
(原さんからのメッセージ)
自身の高校生活の中で「書」の世界で生きていくことを目指すことができました。
皆さんも 是非なにかご自分の好きなことを探して努力していってください。

・ダンス部2年生による大会演目「エジソン」パフォーマンス披露

・※ファウストによる「みんなで踊ろう!全員ファウスト!!」
小ホールフロアに3年生ダンス部から卒業生が習うスタイルで3回踊りました。
ファウストの曲は、懐かしい高校時代に一気に戻る力がありました。
体操部顧問でもあった、故田村輝子先生を思い出していた方も多かったのではないでしょうか?

・ウクレレ演奏(25組 佐川蒼太さん)
卓越したウクレレの演奏披露 楽曲メドレー
エレキウクレレの演奏で学校の小ホールが一気にライヴ会場と化しました。佐川さんの演奏は卓越しており聴衆に訴えかける力がありました。

・佐川さん演奏「happy birthday to 平高」
・応援団OB校歌斉唱・エール・団旗掲揚旗
応援団の指揮のもと 拳を上げ、校歌斉唱をすることで 会場全体が一体感に包まれました。
伝統の応援団の指揮のもと 母校校歌斉唱。唄うことで高揚感を会場全体にもたらしました。
重量のある「平沼」の大団旗(横5.4メートル×縦3.6メートル)を掲揚したのは 母校教師であり、かつ応援団OBである藤山直樹先生(98期)

・生徒実行委員長挨拶
12:15 終了

※ファウスト
1927(昭和2)年 神奈川県立高等女学校 時代に「体育奨励会=現在の体育祭」の最上級生の演目として始められた。以降継承してきたが、1992(平成2)年
運動会休止と共に一時期途絶えるも10年後2002(平成14)年平沼祭後夜祭にて復活し、翌2003(平成15)年より 体育祭で演技披露された伝統の演目である。
記事:真澄会 加藤(新山)未知さん(横浜平沼82期)
写真:真澄会 桐生達夫さん(横浜平沼65期)