【平翠戦】剣道団体戦観戦記―熱戦と絆の対決

2025平翠戦 剣道団体戦観戦記

 


2025年5月6日(火・祝)横浜平沼高校武道場にて剣道部現役戦とOBOG戦が行われました。今回はOBOG戦も開催され、出場する選手を応援する同窓生やそのご家族も集い、武道場は2025平翠戦横断幕の下、活気ある雰囲気に包まれました。

歴史ある平翠戦に新たな一ページを飾る素晴らしい平翠戦となりました。

試合前のセレモニーでは、平沼高校剣道部主将が平翠戦に向けての意気込みを語り、平沼高校 小島校長そして翠嵐高校 師岡校長から、激励のお言葉を頂きました。

現役戦は翠嵐高校男子10名に対して平沼高校男子5名だったため、平沼高校は1人が2回対戦し、10回戦で試合を行いました。正に互角の戦いで、勝敗は最終戦にもつれ込みました。平沼が最終戦に勝利し、試合の結果は平沼高校5勝1分4敗で勝ち点3をあげました。

 



OBOG戦は、平沼高校OBOG会「剣想会」と翠嵐高校OBOG会「翠心会」との5名の剣士による平翠戦が実施されました。「剣想会」は男性3名と女性2名と「翠心会」男性4名と女性1名との戦いでした。両校剣道部OBOG会の監督と剣士と応援の同窓生のお名前は、以下に掲載させて頂きます。

お子さんからの「パパ頑張って!」、剣道教室の教え子からの「先生頑張って!」という声援、そして各校現役部員からの熱い応援のもと、現役戦に負けず劣らぬ熱戦が繰り広げられました。

現役戦同様に最終戦にもつれ込み、勝負が決しました。平沼高校OBOG会「剣想会」が、3勝2敗で勝ち点3をあげました。

試合が終了してからは、両校の現役そしてOBOGが防具を着用し、剣道場での合同稽古が始まりました。平沼高校の現役部員が、翠心会の先輩方に稽古をお願いし、礼で始まり礼で終わる姿はとても爽やかで印象的でした。

 



平沼「剣想会」および翠嵐「翠心会」からコメントを頂きましたので、ご紹介いたします。


大勢のOBから多くの賛助を現役部員に届けることができました。また、今回を機にOBOG同士の交流がますます活発になり、試合に触発され、剣道を再開する者も増えて居る事は喜ばしい事です。

最後に現役・剣想会他学校関係者が円陣を組んで、小島校長の掛け声で「平沼ファイト」を連呼して終了しました。このような機会を与えてくださった関係者の皆様本当にありがとうございました。

平沼「剣想会」篠原顯祐さん(73期)

 



 



先鋒〜大将まで30・40・50・60・70歳代と各世代で選手をそろえることができたのは快挙でした。稲田さんが大学4年時、翠嵐での教育実習の際生徒だった山岸さんに30年ぶりの再会とのことでした。稲田さんは、翠嵐で初の6段練士に合格しています。

翠嵐「翠心会」野村淳さん(32回)



平沼「剣想会」OBOG戦参加の皆さま
監督:73期篠原顯祐さん
剣士:90期石井伸治さん・84期小久保厚さん・83期大久保真弓さん・82期谷村(國井)尚子さん・82期駒井英敬さん
剣想会応援団:70期柳田眞平さん・71期相澤裕さん、市川雅幸さん、72期石井真一さん・小玉洋一さん・鈴木孝治さん・斉藤智秀さん・長谷川宏さん・斉藤則子さん・90期有坂太志さん・白井祐司さん・大野涼子さん、91期二町(富宮)千恵子さん・若林(木幡)しのぶさん・誠愛会の皆さま

翠嵐「翠心会」OBOG戦参加の皆さま
監督:27回荻原幸彦さん
剣士:57回小松潤一郎さん・49回山岸優さん・45回稲田(高橋)みどりさん・32回野村淳さん・23回河野俊正さん
翠心会応援団:23回内田春雄さん・30回中村栄典さん


記事: 真澄会 山本克己さん(横浜平沼72期)
写真: 真澄会 桐生達夫さん(横浜平沼65期)

2025年05月17日|平翠戦:平翠戦