二宮玲子さん(75期)コンサート鑑賞記/豊田哲志(75期)
75期の二宮玲子さんのタンゴの演奏会に2週続けて行ってきました。彼女は20年度の先輩セミナーで2度目の講師として現役高校生に話をしていただくなど、活躍中の音楽家です。
9月19日は二宮さんが指導しているオーケストラの面々が1部でタンゴの名曲を 2部では安田紀生子さんのバイオリンと二宮さんのピアノでピアソラの作品、そして最後にオーケストラの皆さん加わり1曲。
オーケストラのメンバーは コロナの影響で休止しているメンバーが多いようで残念でした。そんな中、二宮さんの指揮で素敵な演奏を聴かせていただきました。2部は安田さんと二宮さんの「タンゴマドンナ」の演奏。来週見る事を想定していたので得した気分。演奏の合間にはタンゴのリズムの紹介(手拍子でリベルタンゴと合わせます)、「ミロンガとは」という二宮さんのレクチャーもありました。
そして25日は バイオリンの安田さんとピアノの二宮さんでのピアソラの曲を中心にしたセットリストでの演奏。ピアソラと同時代のジャズの曲、踊れないタンゴと言われたピアソラと踊れるタンゴの聞き比べ等 工夫された選曲で色々奏でていただけ、より集中して演奏を楽しめました。
今回のタンゴの演奏 どっぷり郷愁に浸った一時でした。何年かして大倉山の景色を思い浮かべながらタンゴを聴くかもしれません。
また会場の大倉山記念館は横浜市指定有形文化財でもある建造物。近所なのに入ったのは初めてで、雰囲気のある会場で落ち着いた心地よい時を過ごすことができました。
※原文のまま掲載しました。