真澄会会長挨拶 皆藤 愼一(62期)

澄会とは(同窓生のみなさまへ)


真澄会会長 皆藤 愼一(62期)


「ようこそ真澄会へ」

2022年5月に3年ぶりの対面(オンライン併用)開催の総会で選任された会長の皆藤愼一(62期)です。コロナで真澄会の活動も制約を受けましたが、オンライン会議やホームページの刷新など、この間IT化に取り組むことができました。


真澄会は明治34年(1901年)「神奈川県立高等女学校」に入学した生徒(178名)を1期生として現在にいたる同窓会で、住所等が判明している会員数は22,500名ほどになります。ちなみに私は1962年の入学で1965年の卒業です。3年次の1964年秋には東京オリンピックが開催されています。


このホームページに掲載されている100年史より同窓会に関する記述を見ると1903年には第1回卒業証書授与式(卒業生78名)第1回同窓会開催、1910年同窓会報「花たちばな」第1号発刊、1920年同窓会事務所・同窓会付属幼稚園設立、1924年同窓会を「真澄会」と改称、1929年には真澄会館竣工(校庭西北隅)、1933年真澄会の事業として「専攻部」設置したとあり、真澄会は幼稚園を経営するなどの事業をしていたことが分かります。


戦後の1947年、現在の同窓会誌の元となる「真澄」第1号の発刊、1949年神奈川県立横浜幼稚園設立、この幼稚園は母校の家庭科の実習の場であったようです(この3年後私はこの幼稚園を受験しましたが入園はかないませんでした)。さらに1970年には真澄会館・新体育館・幼稚園着工、翌年1971年竣工、1988年真澄会主催で旧校舎「さよならパーティー(真澄会主催)」が開催されたとあり、この後の真澄会に関する記載はありませんが、母校の記念誌(110周年、120周年)に真澄会の記録を残しています。


現在の真澄会はどうでしょうか、会員は今年卒業した119期生から90〜100歳にわたる平沼高校で青春時代を過ごした会員の集まりです。会報「ますみ」では、世代を跨ぐ交流を「縦のきずな」、同期の交流を「10年ひとふし」として紹介しています。また、ホームページでは同窓生の集(つどい)など様々な同窓生の活動を紹介しています。


母校の伝統・校風を後輩たちに伝えていくのも同窓会の役割です。母校には創立100周年記念事業として歴史資料展示室が設置されていますが、真澄会は資料の収集・展示に協力しています。スタッフは資料の整理・展示の企画や新入生や新任の先生方に「校史教育」として母校の歴史を伝えています。母校の公開日には歴史資料展示室を開示しますので、事務局に連絡の上来室いただければ幸いです。


本年度より新たにコミュニケーション委員会を設け会員・評議員・理事会・事務局スタッフとの相互連携を強化し、新たな真澄会を目指します。

2022年05月15日、真澄会懇親会にて。左は加藤 廉(65期)前会長

2022年06月08日