白波瀬拓磨さん(107期)ルービックキューブの大会で全種目制覇を達成
白波瀬拓磨さん(107期)が、2022年8月21日(日)に東京都で行われたルービックキューブの大会で、5x5x5のルービックキューブの目隠し競技に挑戦し、見事成功しました。
この成功により、WCA(世界キューブ協会)が認定している公式17種目の記録を全て残しました。
これは、日本で歴代16人目となる全種目制覇の達成という快挙となります。
5x5x5のルービックキューブは、通常の3x3x3よりも目隠しのために記憶が必要なパーツの数が多いため、全ての公式種目の中では最も記録を残すのが難しい種目とされています。
また、今大会は2019年以来3年ぶりに日本で5x5x5のルービックキューブの目隠し競技が開催された大会でした。
白波瀬拓磨さん(107期)は、横浜平沼高校クイズ研究部にOBのボランティアサポートとして、部員を指導しています。真澄会も応援しています。
今回、真澄会からの質問にいくつかお答えいただきました。
Q:いつ頃からルービックキューブに興味を持ち、大会に出場するようになったのですか?経緯など教えてください。
A:私がちょうど横浜平沼高校に入学したばかりだった2007年に、何か他の人にはできないような特技を習得したいと思ってルービックキューブと出会い、早速その年の大会にも出場し始めました。
最初は通常の3x3x3のルービックキューブから始めましたが、ルービックキューブの大会には他にもたくさんの種目が存在することを知り、その後少しずつ他の種目にも挑戦し記録を残していくようになりました。
Q:現役生に向けてのメッセージをお願いします。
A:私は中学時代までは、これといった特技を持っていませんでした。
しかし、横浜平沼高校に入学し、高校生活の3年間をルービックキューブに打ち込んだことで、平沼祭でルービックキューブについての企画を行なったり、高校3年生のときには大会での優勝実績が全校集会で表彰されたりと、とても思い出に残る高校生活を送ることができました。
そして何よりも、卒業後もずっとルービックキューブを続け、31歳となった今でも今回のような実績を残せていることは本当に幸せだと思います。
現役生の皆さんも、3年間の高校生活の間に、勉強でも部活でも、もちろん私のように他のことでもいいので、何か卒業後もずっと打ち込めることを一つ見つけてみてください。
そうすれば、絶対にその後の長い人生においてもより充実したものとなっていくはずです。